ゴツメスイクン

去年の11月~今年の2月、シーズンにすると13~14辺りの間はゴツメスイクンを使うくらいなら瞑想スイクンのが100倍強い、とまで言われたこの型だが今ではその評価も逆転しつつあると個人的には思っている。

 

何故かというと

・ガルクレセ増加≒猫捨て身ガルーラの増加

・ガルーラの全体的なSが下がった事

・相手がゴツメスイクン警戒しない事

等の理由が挙げられる

 

そもそも何故1年前はキャラランクではガブリアスボルトロスと並ぶゴツメスイクンが今は評価を下げているのかというと、勿論秘密ガルーラの増加に伴う活躍出来る場面が減ったからである。そこらへんの内容は他のブログにも書いてあるしそもそも周知の時事であろう。

今も確かに秘密ガルーラは一定数存在する。だが今ゴツメスイクンを使うに至って「昔のようにガルーラにポンと投げる立ち回りはしない事」これを守ると結構な活躍ができる。何も考えもせずに後出しすると秘密の力でやられてしまう。まぁそれでもSが遅い秘密なら上からリフレクターや熱湯なりをすればいいのだが。

じゃあそもそも昔のように使えないのなら結局劣化じゃないかじゃないかと思われるかもしれないがそこは違う。

例としてこちらが厨パだとして相手のガルガブクレセ辺りにこっちのメンツで適度にサイクルをし、ガルーラの型が判別出来てからの猫騙しを読んだり冷凍パンチや噛み砕くを誘ってのスイクン出し、これがゴツメスイクンスイクンの型で一番多かった昔に比べて警戒されず容易に決まるのである。例えばCDG4が相手だとすると厨パによく来るガルガブクレセ、ガルガブガッサの様な選出に非常に刺さる(後者のガッサがいるのになぜ有利かは後述することにする)。

 

ゴツメスイクンには以下の様な種類の型がある。

①207-x-183-110-135-106

これは昔ながらのオーソドックスなHBゴツメスイクンの型、Bに厚く他に比べて物理耐久は安定するが個人的には今使うにはお勧めしない。

②203-x-148-117-135-135

前期にとある方が使用していたスイクン、これを個人的にはとても推している。

後出しガッサを熱湯+冷凍ビームで倒せ、さらに前期多かったAB、HABに寄せてるガルーラの上を取っているのでさらに有利となる。副産物としてSに努力値を割いた身代わりクレセの上から毒を入れることが出来る。

③205-x-176-110-136-113
熱湯 凍える風 瞑想 眠る

こちらもとある方が使っていたゴツメスイクン、役割を二極化させることでカゴスイクンの様な動きもできる。詰めとしても使えて優秀だがゴツメスイクンとしての性能はやや他に劣る。

 

②だと前期多く存在したガルガブアロー、ガッサ、クレセにかなり有利を取れる。

やはり意表を突くという点がポケモンというゲームでは追い風になる。

 

ゴツメスイクンには「前半での荒らし」と「相手への削り+詰め」の2種類が存在するが前半での荒らしの水技氷技リフレクミラコの構成も対面構築が苦手とする特殊竜等に刺さっていいのだがそもそも役割を捨てる上に多いクレセリア等の高耐久ポケモンに有利取れないのでやはり毒眠るが今強いだろう。

 

刺さってると思ってたがやはり前期使っている方がS13、S14に比べるとそこそこいたので記事を書いてみた、しかし警戒されない事が強みなのにこれである程度また認知されてしまったら終わりなので今から使うのはもう遅いのかもしれない。。。