発想の分類
①環境を読み取り、そこに刺していけるメタ要素を含むメジャーポケモンの型
②まったく新しく作るポケモンの型
ex) 秘密不意ガルーラ、襷バシャーモ、図太いオボンボルトロス
①はブログ、放送、人との情報交換等でそのシーズンの環境を知ることによって産まれるポケモンの型。
これは上記した方法で作る方であり努力することによって考えられる。
②ははっきり言って才能の域になるのでこの発想が出るかどうかは人それぞれの才能による。その後もテンプレとしてよく残るのはこちらの方。
勿論①は毎シーズンくらいよく出てくる。②は滅多に出ない。
②は所謂革命的な事でありその手の才能がある人でもたまにしか浮かんで来てないことから毎シーズン勝ち抜くには①が毎期出来るような力を身に付けるのが良いと感じた。
カムラボルト入り対面構築
カムラボルトの入った対面構築を組もうとしてSDで遊んでいたところ綺麗に纏まったので公開してみようと思う。
それぞれの性質を持っているポケモンがいるのである人風に言うと 対面+積み+サイクルの形になった
Thundurus @ Salac Berry
Ability: Prankster
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 236 HP / 56 Def / 4 SpA / 4 SpD / 204 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk / 30 Def
- Thunderbolt
- Hidden Power [Ice]
- Substitute
- Nasty Plot
Garchomp @ Choice Scarf
Ability: Rough Skin
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 252 Atk / 4 Def / 252 Spe
Adamant Nature
- Outrage
- Earthquake
- Stone Edge
- Fire Fang
Kangaskhan-Mega @ Kangaskhanite
Ability: Parental Bond
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 4 HP / 236 Atk / 4 Def / 12 SpD / 252 Spe
Adamant Nature
- Fake Out
- Secret Power
- Sucker Punch
- Power-Up Punch
Gengar-Mega @ Gengarite
Ability: Shadow Tag
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 188 HP / 116 Def / 4 SpA / 4 SpD / 196 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Hex
- Sludge Bomb
- Hypnosis
- Destiny Bond
Talonflame @ Choice Band
Ability: Gale Wings
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 156 HP / 252 Atk / 20 SpD / 80 Spe
Adamant Nature
- Brave Bird
- Flare Blitz
- U-turn
- Sleep Talk
Suicune @ Rocky Helmet
Ability: Pressure
Level: 50
Shiny: Yes
EVs: 244 HP / 20 Def / 236 Spe
Bold Nature
IVs: 0 Atk
- Surf
- Ice Beam
- Rest
- Toxic
ちなみに一番選出率が低いのはカムラボルトロスくんです
少し違う視点から構築を組むこと
例として、前期ガルクレセドラン(CDG4)が多かったのに対して「じゃあ自分もそれを使おう」というのは余り良くないということ。
これはミラーが多く更に中身もある程度予想される為よほど上手くないと安定して勝てない。
目指す先は 前期のしきっさんの様な「クレセドランが多い、ガルーラは全体的に遅くてしかもドランのSは皆126以下だ、じゃあ速い馬鹿力メガハッサムをPTに組み込む」といった発想。
これを「速いドランを切ってる」や色々難癖を付ける輩を見かけたがまったく難癖を付ける意味が分からない。環境を読み取ってレート上げる、これが目的ではないのか。上手く環境を読み、実質1日で2200へ到達したあの人の素晴らしさはそこにあるのではないのか。
同じ事を立ち回り甘めの人の控え目メガゲンガーに対しても言える。あの環境下であればあのゲンガーはゲンガーミラーで勝率10割あったであろう。C222シャドボゲンガーを切ってるのに最速2200乗れたのはそういうこと。
結局のところ自分の目指すのは人とは違うものを用いて勝つこと、上記の様なポケモン単体のアイディアもいいのだが、最大の目指す先は厨パやゴツメカバルドン軸展開の様な環境をも変えてしまうまったくオリジナルの構築。
ゴツメスイクン
去年の11月~今年の2月、シーズンにすると13~14辺りの間はゴツメスイクンを使うくらいなら瞑想スイクンのが100倍強い、とまで言われたこの型だが今ではその評価も逆転しつつあると個人的には思っている。
何故かというと
・ガルクレセ増加≒猫捨て身ガルーラの増加
・ガルーラの全体的なSが下がった事
・相手がゴツメスイクン警戒しない事
等の理由が挙げられる
そもそも何故1年前はキャラランクではガブリアスボルトロスと並ぶゴツメスイクンが今は評価を下げているのかというと、勿論秘密ガルーラの増加に伴う活躍出来る場面が減ったからである。そこらへんの内容は他のブログにも書いてあるしそもそも周知の時事であろう。
今も確かに秘密ガルーラは一定数存在する。だが今ゴツメスイクンを使うに至って「昔のようにガルーラにポンと投げる立ち回りはしない事」これを守ると結構な活躍ができる。何も考えもせずに後出しすると秘密の力でやられてしまう。まぁそれでもSが遅い秘密なら上からリフレクターや熱湯なりをすればいいのだが。
じゃあそもそも昔のように使えないのなら結局劣化じゃないかじゃないかと思われるかもしれないがそこは違う。
例としてこちらが厨パだとして相手のガルガブクレセ辺りにこっちのメンツで適度にサイクルをし、ガルーラの型が判別出来てからの猫騙しを読んだり冷凍パンチや噛み砕くを誘ってのスイクン出し、これがゴツメスイクンがスイクンの型で一番多かった昔に比べて警戒されず容易に決まるのである。例えばCDG4が相手だとすると厨パによく来るガルガブクレセ、ガルガブガッサの様な選出に非常に刺さる(後者のガッサがいるのになぜ有利かは後述することにする)。
ゴツメスイクンには以下の様な種類の型がある。
①207-x-183-110-135-106
これは昔ながらのオーソドックスなHBゴツメスイクンの型、Bに厚く他に比べて物理耐久は安定するが個人的には今使うにはお勧めしない。
②203-x-148-117-135-135
前期にとある方が使用していたスイクン、これを個人的にはとても推している。
後出しガッサを熱湯+冷凍ビームで倒せ、さらに前期多かったAB、HABに寄せてるガルーラの上を取っているのでさらに有利となる。副産物としてSに努力値を割いた身代わりクレセの上から毒を入れることが出来る。
③205-x-176-110-136-113
熱湯 凍える風 瞑想 眠る
こちらもとある方が使っていたゴツメスイクン、役割を二極化させることでカゴスイクンの様な動きもできる。詰めとしても使えて優秀だがゴツメスイクンとしての性能はやや他に劣る。
②だと前期多く存在したガルガブアロー、ガッサ、クレセにかなり有利を取れる。
やはり意表を突くという点がポケモンというゲームでは追い風になる。
ゴツメスイクンには「前半での荒らし」と「相手への削り+詰め」の2種類が存在するが前半での荒らしの水技氷技リフレクミラコの構成も対面構築が苦手とする特殊竜等に刺さっていいのだがそもそも役割を捨てる上に多いクレセリア等の高耐久ポケモンに有利取れないのでやはり毒眠るが今強いだろう。
刺さってると思ってたがやはり前期使っている方がS13、S14に比べるとそこそこいたので記事を書いてみた、しかし警戒されない事が強みなのにこれである程度また認知されてしまったら終わりなので今から使うのはもう遅いのかもしれない。。。